【ネクストブレイクカーゴパンツ】カナダ軍 実物 ECW WINDPROOF オーバーパンツを徹底解説! 見分け方 タグ 年代判別 歴史 合わせ方は? 着画あり【スタイリリック】

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パンツ

はじめに

こんにちは、スタイリリックのうさまです。

本日はカナダ軍の素敵なカーゴパンツを紹介です。

現在のカーゴパンツブームでは、フランス軍のM47パンツやアメリカ軍のM65パンツに光が当たっていますが、今回紹介するパンツは、次のブームはこれが来るだろうと言っても過言ではない、カナダ軍の名作、ECW(EXTREME COLD WEATHER)からWINDPROOFオーバーパンツです!

ECW WINDPROOF オーバーパンツについて(歴史)

一般的にECW WINDPROOF オーバーパンツと言われているこちらのパンツの正式名称は、TROUSERS, EXTREME COLD WEATHER, (WINDPROOF)と言う名前のパンツです。

ECWはEXTREME COLD WEATHERの略なんですね。

ECWという表現はミリタリーでは馴染み深く、一番よく聞くのはアメリカ軍の寒冷地レイヤリングシステムの「”ECW”CS(エクワックス)」ですね!

ECWCSは複数の層を気候に組み合わせることによって極寒地から一般的な気候とさまざまな天候での活動に焦点を置いているのが特徴ですが、ECWと名前につく服では主に極寒地での活動に焦点を置いている特徴があります。

カナダ軍のECWはカナダが北極圏に接していると言うこともあって特に極寒地での活動に焦点を当てているのですね!(アメリカ軍にもECWの名前のつく軍服はいくつか存在しますが、、、)

流れでカナダ軍のECWはアメリカ軍のECWCS版と説明をしたいところですが、カナダ軍のECWは主に80年代に使用されていた極寒地用の軍服のことで、ECWCSと並べて紹介するのであれば2000年代ごろにカナダ軍で開発されたIECS(Improved Environmental Clothing System)というレイヤリングシステムのことを説明する方が正しい気がします。

そのことを踏まえて説明をしていきますが、カナダ軍のECWは資金力の豊富なアメリカ軍のECWCSと比べるとレイヤーに特化しているわけではないので、その一つ一つの防寒性と装備の充実度が高いです。

今回紹介するオーバーパンツも主にカナダ軍のフリースパンツの上などに着用していた経緯があり、抜群の撥水性を誇るのが特徴です。

フリースが濡れたら嫌ですもんね。。。

X-51というこちらのパンツの前身の話は後述します。

ディテール

さて、この最高の撥水力を誇るパンツのディテールを見ていきましょう!

タグ(年代判別)

このECW WINDPROOF オーバーパンツには二つのタグが存在します。

タグ1(正面)

ECW WINDPROOFパンツの年代判別は比較的簡単で、正面から見て右側の内側についている小さいタグの右下に製造月と製造年が表示されています。

正確に言うと製造されてから軍に卸され、審査が通った月と年です。

今回はデッドストックで購入することが出来たので、とても綺麗なタグですね!

こちらの正面のタグには適したサイズも詳細に書かれているので購入の際はとても助かります。

後述しますが、こちらのパンツのウエストのドローコードは100から0まで完全に絞りきれますので、購入の際はオーバーサイズな分にはウエストの大きさはあまり気にしなくても良いと思います!

タグ2(背面)

続いて、背面から見て右側の内側のタグです。

こちらのタグには主に、取り扱いや機能について書かれています。

カナダは英語圏の国ですので、英語で書いてあるのが特徴的ですね!

ジップ

ECW WINDPROOF パンツにはなんと二つのジップがついています。

ZIPのブランドはYKKTALON、そして今回紹介するどこのブランドか謎のQというZIPがついている場合が多いです。(有識者の方がいらっしゃいましたら教えてくださいm(_ _)m)

ZIPがダブルジップということで特殊なZIPの明け方でトイレが出来ます()

おそらく下のZIPは上のZIPが一個壊れてしまった場合の予備的な役割なのでしょうか。

パッチ(補強)

パンツには膝付近に補強のパッチがあります。

ボタン

ボタンはイギリス軍などでもよく見られるパラシュートボタンです。

カナダは元々イギリスの植民地で、その名残りでしょうか。

ウエストのZipの上にボタンが一つ

ウエストの内側に、サスペンダー用のボタンが2セット×3つ

両側のポケットにはボタンが一つずつ

カーゴパンツにもボタンが両側に1つずつついています。

ポケット

サイドポケット

続いて先ほどボタンを紹介した大きなパラシュートボタンが付いているポケットを詳しく見ていきましょう!

ECW WINDPROOF パンツは元々フリースの上などから着用するオーバーパンツですので、ポケットはなんと貫通式です。

このパンツがあまり光が当たらない理由はこれなのかもしれません。

バックポケット(ピスポケット)

後ろにもポケットはありません。

しかし背面は、大きなパッチで補強がされていてとても可愛いです!

カーゴポケット

このパンツの一番の特徴と言っても過言ではないのはこの大きな大きなカーゴポケットではないでしょうか。

サイズは15センチ定規では測れない程大きいです。

500mLのペットボトルも余裕で入るこのパンツは軍パン界でも圧倒的な大きさを誇ります。

VS M65(アメリカ軍)

と言うことでいきなりですが、カーゴポケット大きさ対決。

ここでは、圧倒的軍事力を誇るアメリカ軍に大勝利を収めました。

カナダ軍のECW WINDPROOFパンツにはアメリカ軍のM65パンツに見られるようなカーゴポケット内の止血の紐は入っていません。
VS M47(フランス軍)

やはりECW WINDPROOFパンツのカーゴポケットは大きい!

ここでも、歴戦のフランス軍に大勝利を収めました。

ドローコード

ウエスト

ウエストのドローコードはかなり短めですが平紐の丈夫な作りの紐となっています。(結ぶ時は少し苦戦します。)

このウエストのドローコードは前述しましたが、100から0まで絞ることが出来ます。

巾着みたいで可愛いですね。

このディテールからも分かるように購入をする際には、ウエストは大きいサイズを選んでおけば間違いがなさそうです。

裾のドローコードもウエストのドローコードと同様100から0まで絞ることが出来ます。

また裾のドローコードには金具での補強があり、壊れづらくする軍もの特有の熱いディテールが見られてテンションが上がります。

素材

素材はナイロン多めのコットン×ナイロン素材でしょうか。

50:50と言われるM65パンツなんかと比べてもECW WINDPROOFパンツはナイロンが多いためか、とてもハリがあるのが特徴で、防水性もかなり優れています。

あまりにも防水性が優れているため暑い夏場は、内側の汗を吸収してくれないため、少し履き心地は良くなかったです。
やはり、オーバーパンツですので、ハーフパンツでもいいので何か内側に一枚履いた方が良い印象でした。

着画

coming soon…

サイズ感

着用感は、162cmの私で裾を絞らなくてもギリギリ履けるかなくらいの丈感です。

ウエストはドローコードで100から0まで調整可能ですので、あまりウエストは気にしなくて良さそうですので、主に表の縦のライン(丈)を気にして購入することがよさそうです!

一般的に市場に出回っているサイズはLarge-Longが多いです。

丈もドローコードで絞ることができるので、ある程度は大きめの丈を買っても裾のドローコードを絞ることによって履くことが出来そうです!

カナダの方はとても身長が高いですね(><;)

終わりに(購入方法)

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

M65パンツ、M47パンツなどが王道となっている中カナダ軍のパンツに辿り付いている方は本当に服が好きなんだなぁと思いますし、わかりやすいディテールが差別化を図れると思いますのでぜひ購入してみてくださいね!

ECW WINDPROOF オーバーパンツはこちらのリンクなどから購入が出来ます。

カナダ軍 ECW WINDPROOF オーバーパンツ
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