ディテール2
ライナー用ボタン
M65モッズコートはライナーを取り付けられることでは有名で、内側にライナー用のボタンが備え付けられています。
m65モッズコートの前半のモデルですと、左肩付近にm51用ライナー用のボタンが付いていますが、今回のモデルはついていませんでした。
m65モッズコート用のライナーを取り付ける際には余るボタンということですね!
ライナーの穴の数とM65モッズコートの穴の数がしっかり一致していますね!
M65フィールドジャケットにもライナーが採用されていますが、ボタンの穴の数に明確に違いがあり(縦のボタン数が3or5)ますので購入する際はご注意くださいね!
ポケット
先ほどのボタンの説明で紹介したポケットですが、裏が起毛(?)されているようなウールの生地となっていて手を入れても暖かいディテールになっています。
内側からポケットを見ると大きなポケットであることがよく分かりますね。
ドローコード
ドローコード(腰)
先ほどのポケットの説明でも登場していましたが、腰付近にドローコードが付いていて、シルエットを変えて着用することができます。
ドローコード(裾)
裾にもドローコードが付いていて裾を絞ることもできますが、あまり実用的ではないかもしれませんね。
フード
続いてはフードの解説です。
初期のモデルですとコヨーテのファーを使用した希少で価値のあるモデルが存在するのですが、今回紹介するフードは一般的なアクリルファーのフードです。
フードはシェルに取り付けるための穴が4つ表に付いていて、裏には5つのボタンが付いています。
年代判別についてですが、前述しましたライナーも今回ご紹介したフードも判別方法はやはりDL(S)A100の後の2桁の数字に着目して軍に納入された年を判断します。
ライナーとフードの取り付け方法
ライナー取り付け
1.袖
初めにライナーを腕に通します。
シェルの腕の裏に付いているライナー用のボタンとライナーの穴を合わせます。
袖付近完成!
2.ジッパー付近
初めにボタンがずれないように合わせます。
上から素直に取り付けます(向きに注意!)
両側やって完成!
3.首周り
首周りは、右肩のボタンと真ん中に2つついているボタンとライナーの穴を合わせます。
完成!
4.フード取り付け
初めにフードの前のフラップについている4つのボタンをシェルに取り付けます。
続いて、フードの横についているスナップボタンを右肩付近についている前述したフード用のボタンに取り付けます。
次にシェルを裏返して、上から4つのボタンを取り付けます。
真ん中のボタンは使わないボタンなので注意ですね!
完成!
着画
着画を撮りたかったのですが、あまりのも部屋が汚くなるので写真ファルだをあさっていたら4年前くらいの写真が出てきました。
Needlesの20AWのカプセルコレクションのジャージのセットアップの上にシェルだけ羽織って上からバトルレークのベストを合わせています。
サイズ感
サイズはX-Small,Small,Medium,Large,X-Largeがあります。
サイズ目安
サイズ |
身長の目安 (cm) |
X-Small |
160 ~ 165 |
Small |
165 ~ 170 |
Medium |
170 ~ 175 |
Large |
175 ~ 180 |
X-Large |
180 ~ |
M65コートは元々オーバーサイズ気味に作られており、中にライナーや厚手のインナーを重ねられる設計です。そのため、スリムなシルエットが好みの方は1サイズ下、逆にオーバーサイズでゆったり着たい方は1サイズ上を選ぶのもアリです。
あくまで表は目安ですので自分の好みに合った大きさを購入してみてくださいね!
私は162cmですが、Largeサイズをコートのように着用しています。
相場とお得な買い方
今回紹介したM65モッズコートは市場ではかなり出回りづらくなっている印象です。
現在、「M-65 フィッシュテール」の相場は5万円~7万円程度。
お店でデットストックで購入するなら8万円前後、メルカリなどの個人売買では4万円以下で購入できることもありますが、状態や取引の安心感が気になるところですよね。
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終わりに
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
M-65フィッシュテールは古着好きに限らずいろんな方に着ていただきたい一着です。
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