【王者の防寒】アメリカ軍 実物 N-3B フライトジャケットを徹底解説! 見分け方 タグ 年代判別 歴史 合わせ方は? 着画あり 【スタイリリック】

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アメリカ軍

はじめに

こんにちは、スタイリリックのうさまです。

本日は、以前紹介したN-2Bフライトジャケットの記事がありがたいことに好評なので、アメリカ空軍N-2Bフライトジャケットの兄弟的存在でもある、N-3Bフライトジャケットについて色々解説していこうと思います!



購入方法

今回紹介するN-3Bフライトジャケットはこちらのリンクから購入ができます。

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N-3Bジャケットについて(歴史)

日本ではN-3B フライトジャケットと言われているこちらのジャケットの正式名称はPARKA, EXTREME COLD WEATHER, TYPE N-3Bという名前のジャケットです。

日本語訳しますと、N-3Bタイプの極寒地専用ジャケットといったところでしょうか。

N-3Bジャケットは、1950年代初頭にアメリカ空軍によって開発されたジャケットです。

よく比較されるN-2Bジャケットは「パイロット専用」といった立ち位置で説明がされますが、こちらのN-3Bジャケットは「航空作業を行う兵士、つまりそのパイロットの作業を支援する搭乗員地上にいる部隊が着用している立ち位置です。

極寒地でのパイロットや地上のクルーの作業を支援するために防寒性能に特に特化した作りとなっているのが特徴です。

あまりの防寒性の高さから、アラスカ(カナダの上)でも寒さが耐えれるため「アラスカパーカー」という愛称でも馴染みの深い名作ですね。

初期のN-3B(60年代頃)はフードファーに茶色のコヨーテファーが採用されていますが、今回紹介するN-3Bフライトジャケットは、いわゆる後期(86年)のアクリルファーが採用されているモデルです。

ディテール

この防寒の王様と言っても過言ではない、無骨なこちらのジャケットのディテールを見ていきましょう!

素材

今回紹介するN-3Bの素材は、主にコットンとナイロンを使用したハリのあるテカテカの素材です。

タグ(年代判別)

今回ご紹介するN-3Bジャケットは、1986年にアメリカ軍に卸されたジャケットです。

皆さんも、自分が持っているN-3Bジャケットの年代を判別してみたくありませんか?

その年代判別の秘密はタグに示されたコントラクトナンバーにあります。

タグには、このジャケットの手入れや素材についてつらつらと書かれていますが、一番注目するべき欄は、上から三番目の欄にある「CONTRACT NO: DS(L)A100-○○-C-◻︎◻︎◻︎◻︎」という表記の○○に書かれた数字です。

こちらに書かれた2桁の数字が19○○年に製造(米軍に卸)されたということを表す数字となります。

初期型の黒タグと言われるタグには、直接19○○年と表記がされていたり、ORDER QM(Quartermaster)という欄のC-に続く二桁の数字が19○○年を表していたりとしますが、年代判別において基本は同じところに表記がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ジッパー

今回紹介するN-3Bジャケットに採用されているジッパーは、アメリカ軍ヴィンテージではしばしば目にするTARONジッパーでした。

世界で初めて量産がされたジッパーの一つとされる古き良きジッパーブランドですね。

フード

N-3Bジャケットのフードは、単なるアクセサリーではありません。

極寒地での任務を想定して設計されているため、寒風から顔全体を保護することができます。

また、任務の際にヘルメットを装着することが多かったため、フードがとても大きいのも特徴的です。

街中を歩いていれば一目でわかるフード周りに施されたファーは、前述したように初期型ではコヨーテのファーを使用していましたが、年代が経るにつれてアクリルファーに変化していきました。

私が所有するN-3Bは状態が悪くフードが切られてしまっていますが、本来はフードを調整できるようなドローコードも採用がされております。

裏がもこもこでフードを被った時にとても暖かいです!

ポケット

N-3Bジャケットには左腕部の収納ポケットと表面の上部と下部に採用されたボタン付き裏起毛の、大きなポケットが採用されているのが特徴です。

左腕部の収納ポケット(ジッパー)

左腕部に設けられた収納ポケットは、小さなアイテムを収納するために非常に便利です。特に、ペン、メモ帳、ライターなど、すぐに取り出したい小物を入れておくのに最適です。

上部と下部の大きなポケット(ボタン)

上部ポケット

胸の上部に配置されたポケットは、縦に配置されているため、手が入れやすく、頻繁に使うアイテムを収納するのに便利です。例えば、スマートフォン、ハンドウォーマー、またはキーなどを入れるのに適しています。

下部ポケット(フラップ付き)

ジャケットの腰部分にある大きなポケットは、より大きなアイテムを収納できるように設計されています。例えば、手袋、地図、または小さなボトルなど、アウトドア活動で必要なアイテムを収納できます。

上ポケットは主に手を、下ポケットには道具を入れる作りとなっているため、下ポケットのみにフラップが採用されているのも特徴的です。

また、N-2Bのポケットの紹介では、こちらのポケットは下に来ているフリースなどのポケットに直接アクセスできる貫通式が採用されていましたが、N-3Bジャケットのポケットは貫通していません


裏地はライナー素材とウールが剥き出しになったような生地になっていて、ポケットに手を入れた際もほのかに暖かいです!

ボタン

ポケットボタン

先ほど紹介したポケットの説明の際には触れませんでしたが、ポケットには真鍮のボタンが採用されているため、ポケットの中身が落ちるのを防ぐための役割を果たします。

ストームフラップボタン

N-3Bジャケットには、ジッパーを覆うようにストームフラップが採用されています。

また、ジッパーが壊れてしまった際には、4つのボタンが採用されているため、それらを使用して服を着脱できるようなミリタリー気質が全開のディテールも特徴的です。

ドローコード(ウエスト)

N-3Bジャケットの内側には、ウエストを調整できるドローコードが採用されています。

リブ

N-3Bジャケットは、防寒の王者と言われるだけの作りがされていて、もちろん腕部のリブも採用されています。

しかし、特徴的なのが、このリブが服の内部に採用されているところなのです!(X-Smallがなかなか無く、汚い個体ですみません)

確かに、リブが内部にあることによって防寒性能が上がりますが、こんな作りは現代に生きる私たちも思いつかない作りです。

N-2Bジャケットのリブと比較すると一目瞭然ですね。。。



着画

今回は、Dieselのpantsと合わせてみました。

ジャケットがやはりオーバーなシルエットのため、パンツは細身の方が良いのではないでしょうか。

定番の靴の合わせはTimberなどで合わせ、無骨に振るスタイリングですが、あえて靴で遊んでみました^^

私が履いているのは、SambaではなくTaekwondoですよ!

もう一度言います。サンバではなくテコンドーです!

サイズ感

N-3BのサイズはXX-SMALLから、X-SMALL、SMALL、MEDIUM、LARGE、X-LARGEと幅広いサイズ構成となっています。

今回私が着用したN-2Bジャケットは前述の通り、X-Smallサイズです。

N-3Bジャケットのサイズ目安

サイズ

身長の目安 (cm)

X-Small

155-165

Small

165-170

Medium

170-175

Large

175-180

X-Large

180-185

私(162cm)の着用感ですが、X-SMALLサイズを着用してジャストサイズでした。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ただし年代物、特にミリタリー服はサイズの個体差が激しいため、着丈と肩幅を今持っているジャケットと合わせて購入することをお勧めします!

相場

比較的球数の多いこのジャケットは、「中古は安いが、デットストックが異常に高い」といった不思議な相場をしております。

現在、「N-3Bジャケット」の中古相場は2万円~3万円程度。

お店でデットストックで購入するなら5万円前後、メルカリなどの個人売買では2万円以下で購入できることもありますが、状態や取引の安心感が気になるところですよね。

そんな中、大手古着店セカンドストリート(セカスト)なら、品質チェック済みのこれらのアイテムをさらにお得な価格で購入することができます!

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終わりに

N-3Bジャケットは、N-2Bジャケットより暖かくM-65より着やすい。といった間をとった最高のジャケットとなっていますので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

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