【次世代MA-1】アメリカ軍 実物 CWU-45/P フライトジャケットを徹底解説! 見分け方 タグ 年代判別 歴史 合わせ方は? 着画あり【スタイリリック】

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アメリカ軍

はじめに

こんにちは、スタイリリックのうさまです。

本日は、アメリカ軍の装備では一番有名な装備であるMA-1“の後継モデルと言われている”CWU-45/P フライトジャケット“にフォーカスを当てて色々解説していきます!

購入方法

今回紹介するCWU-45/P フライトジャケットは以下のリンクから購入することができます。

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CWU-45/Pについて(歴史)

一般的にCWU-45P フライトジャケットと言われているこちらのジャケットの正式名称は、JACKET, FLYER’S COLD WEATHER(CWU-), 45/Pという名前のジャケットで、日本語翻訳をしますと”寒冷地用パイロットジャケット CWU-45/P”といったところでしょうか。

このCWUとは、Cold Weather Uniform の略で、アメリカ軍の装備の種類です。

CWU-45/P フライトジャケットは、単なる「アメリカ軍装備」という枠を超えて、ミリタリーウェアの中でも最も有名なフライトジャケットであるMA-1の後継モデルとして位置づけられている、アメリカ空軍のフライトジャケットです。

MA-1は、ナイロン素材を使用した軽量で保温性に優れたジャケットとして知られています。
しかし、ジェット機の普及により、万が一の火災時にパイロットを守るため、耐熱性・難燃性といった新たな性能が求められるようになりました。

こうした背景から、熱に強い素材を使用したCWUシリーズが開発され、その中でも冬季用モデルとして登場したのがCWU-45/Pです。

なお、このジャケットは空軍の装備として広く知られていますが、最初に開発・採用されたのは1973年のアメリカ海軍でした。
その後、1976年頃から空軍への支給が始まり、MA-1の後継モデルとして「MA-2」とも呼ばれながら、形状やディテールを変えつつ現在まで採用が続いています。

よく知られているエピソードとして、映画『トップガン』シリーズで主演のトム・クルーズが着用していた、という話がありますが、実際に着用されていたのはCWU-45/Pから中綿を省いた軽量モデルのCWU-36/Pです。
見た目は似ていますが、ディテールには違いがある点に注意が必要です。

MA-1があまりにも完成度の高い名作であるため、やや影に隠れがちなCWU-45/Pですが、耐熱性・機能性を備えた非常に完成度の高いフライトジャケットであり、知れば知るほど魅力を感じられる一着だと思います。

ディテール

それでは、今回は私が所有するCWU-45/Pの中でも比較的採用期間が長い”D ModelのCWU-45/P(86年製造)“を紹介します!

素材

初めにこのジャケットの素材を見ていきましょう!

CWU-45/Pの素材はアメリカのデュポン社の登録商標である“Nomex®(ノーメックス)生地”が採用されています。

この素材は、アメリカの大手化学メーカーが開発した素材であり、耐熱性と難燃性に優れた高機能の繊維です。

一世代前のMA-1で採用されている素材であるナイロンの対極にあるような素材ですね。

Nomexのここがすごい!

  • 耐熱性&難燃性
    ノーメックスは火に触れても溶けたり燃え広がりづらい性質があります。もし、燃えてしまうような超高温にさらされても、炭化することにより火が燃え広がりづらくなるため、火災リスクのある現場で多く採用されています。
  • 軽量で丈夫
    見た目はバリバリしていて無骨に感じますが、思ったより軽量。それでいて引き裂きなどの摩擦に強いためハードに使用が可能!
なんとしてでも「パイロットの命を守る」ために採用されたこの素材は、当時では開発されたばかりの最先端の素材です。
そんな素材を歴史とともに楽しめるこのジャケットはやはり魅力的ですね♪

タグ(年代判別)

次に、このジャケットの背中の内側部分に貼り付けられたタグを詳しく見ていきます。

それでは表にタグに書かれた文字と意味をまとめてみましょう!

①正式名称 JACKET, FLYER’S CWU 45/P
②素材 100% AROMATIC POLYAMIDE
③コントラクトナンバー DLA100-86-C-0588
④軍用規格 MIL-I-83388D & AM 1
⑤NSN 8415-00-310-1133
⑥製造会社 ISRATEX, INC

①正式名称

初めに、タグの一番上には“JACKET, FLYER’S CWU 45/P”という文字があります。

これはCWU-45/Pがアメリカ空軍(USAF)の正式な官給フライトジャケットであることを示す、いわば“戸籍情報”のようなものです。

「JACKET」は衣類の種類を示し、
「FLYER’S」は航空機搭乗員(パイロット・クルー)用であることを意味します。
つまり、寒冷地や高高度での任務を想定した、実用本位の装備であることがここから読み取れます。

続く「CWU-45/P」はモデル名です。
CWUは Cold Weather Uniform の略で、「冬季用・実用衣料」として開発されたことを表しています。

なお、CWU-45/Pはそれ以前に採用されていたMA-1やL-2Bといったナイロン製フライトジャケットの後継モデルとして1970年代に登場しました。
耐熱性・難燃性を重視した設計に変更されたことが、このモデル最大の特徴でもあります。

②素材

次に、タグに記載されている素材表記を見ていきます。
CWU-45/Pのタグには、“100% AROMATIC POLYAMIDE”と記されています。

この Aromatic Polyamide(芳香族ポリアミド)こそが、一般にNomex(ノーメックス)と呼ばれる素材です。
CWU-45/Pを語る上で、この素材の存在は欠かせません。

既に上記しましたが、Nomexは、デュポン社によって開発された耐熱・難燃性に極めて優れた繊維で、火に触れても燃え広がらず、炭化する性質を持っています。

CWU-45/Pは登場当初から一貫してNomex素材が採用されており、
素材そのものによる年代差はほとんど存在しません。

そのため、CWU-45/Pの年代判別においては
「素材」ではなく、次に見るタグの書式やコントラクトナンバーが重要な判断材料となります。

③コントラクトナンバー

次に、CWU-45/Pの年代判別で最も重要な情報となる
コントラクトナンバーを見ていきましょう。

今回の個体に記載されている番号は、
DLA100-86-C-0588です。

このコントラクトナンバーは、軍が物資を発注する際に付与する管理番号で、
製造年代や契約主体を読み解くための重要な手がかりとなります。

まず冒頭の「DLA」は、
Defense Logistics Agency(国防兵站局)を意味します。
これは1980年代以降、軍需品の調達を一元管理するために設けられた組織で、
CWU-45/Pが本格的に近代装備として運用されていた時代
の個体であることを示します。

続く「86」は契約年度(1986年)を表しており、
このジャケットが1986会計年度の契約品
であることが分かります!

「C」は契約形態を示す記号で、
その後の「0588」は個別の管理番号です。

つまりこの表記から、
1986年前後にDLAを通じて正式契約・製造されたCWU-45/P
であることが読み取れます。
CWU-45/Pは長期間にわたり製造されたモデルですが、
このコントラクトナンバーを確認することで、
おおよその年代を一瞬で判別できるのが大きなポイントです。

④軍用規格

CWU-45/Pは、
「MIL-I-83388D & AM 1」
というアメリカ軍の厳格な軍用規格に基づいて製造されています。

この規格では、耐熱性・難燃性・耐久性・縫製強度などが細かく定められており、
航空機搭乗員用装備として必要な安全基準を満たしていることを示します。

なお、末尾の「AM 1」は改訂版を意味し、
運用を重ねながら改良が加えられてきたことが分かります。

⑤NSN(National Stock Number)

タグには
NSN(National Stock Number)
と呼ばれる管理番号も記載されています。

8415は衣料品を示す分類コードで、
続く番号は軍の補給システム上でCWU-45/Pを一意に識別するためのものです。

この番号が付与されていることからも、
本品が正式に軍の補給品として採用されていた官給品であることが分かります。

⑥製造会社

このCWU-45/Pを製造したのは、
ISRATEX, INC です。

ISRATEXは1980年代を中心に、
フライトジャケットやミリタリーウェアを多数手がけた実績あるコントラクター。

軍の厳しい品質基準をクリアしたメーカーであり、
CWU-45/Pらしい無骨で実用本位な作りが特徴です。

ジッパー

CWU-45/Pのフロントジッパーには、
「SCOVILL(スコービル)」社製のジッパーが採用されています。

SCOVILLは、アメリカ軍の装備品に数多く採用されてきた老舗メーカーで、
フライトジャケットにおいても定番的な存在です。

写真を見ると分かる通り、
引き手は小ぶりで厚みがあり、無駄のない形状をしています。
これはグローブ着用時でも操作しやすく、かつ不意に引っかかりにくいよう配慮された設計です。

また、金属製でありながら動きはスムーズで、
耐久性を最優先した軍用らしい仕様となっています。

CWU-45/Pでは年代やコントラクトによって細かな違いはあるものの、
SCOVILLジッパーは1980年代個体によく見られる仕様のひとつです。

CWU-45/Pの襟は、フォールダウンカラー(折り返し襟)仕様です。
必要に応じて立てることもできますが、基本は写真のように折り返して着用する前提
で設計されています。

この構造により、
MA-1のリブ襟に比べて首元の圧迫感が少なく、長時間の着用でも快適なのが特徴です。
一方で、襟に厚みを持たせることで、防風性もしっかり確保されています。

背面にはステッチによるパネル構造が施されており、
着用時に襟が潰れにくく、自然な形を保つよう工夫されています。

襟の裏側に入るステッチの取り方は、CWU-45/Pの中でもかなり特徴的なポイントのひとつで、実物判別にはかなり重要なヒントになります。

装飾性よりも機能性を優先した、
CWU-45/Pらしい実用本位のディテールと言えるでしょう。

ベルクロ

CWU-45/Pの胸元には、
ベルクロ(面ファスナー)パネルが設けられています。

ここには部隊章やネームテープなどを装着することが想定されており、
任務や所属に応じて表示を素早く変更できるようになっています。

縫い付け位置は胸の高めに設定されており、
着用時・着座時でも視認性を確保しやすい配置です。

装飾としてではなく、
あくまで実用性を重視したディテールで、
CWU-45/Pが現場装備として設計されたジャケットであることをよく表しています。

背面

CWU-45/Pの背面は、全体としては非常にシンプルで、
大きなデザイン上の特徴はあまりありません。

ただし、私の持っている新しいモデルには採用がありませんが、古いモデルでは写真のように、肩元にアクションプリーツ(可動域を広げるための余り布)が設けられている個体があります
この部分が二重構造になっており、動かすと“びらびら”とするのが特徴です。

このアクションプリーツの有無は、
タグが欠損しているCWU-45/Pの年代を判断する際の重要なヒントになることもあります。

一見すると見落としがちな背面ですが、
古い個体ほど、こうした実用由来のディテールが残っているのが面白いところですね。

ポケット

CWU-45/Pのフロントには、
左右に大きめのフラップ付きポケットが配置されています。

このポケットは容量がしっかり確保されており、
グローブや小物類などを確実に収納できる実用的な設計です。
フラップ付きのため、内容物が落下しにくいのも特徴です。

また、ポケット位置はやや高めに設定されており、
着座姿勢やコックピット内でもアクセスしやすい配置となっています。

MA-1のようなハンドウォーマーポケットとは異なり、
あくまで「収納」を主目的とした仕様で、
CWU-45/Pが任務中の使用を前提とした装備であることが分かります。

前立て

自分が所有している個体は比較的新しい年代のものになるため、
前立ての縫製は写真のようにシンプルな仕様となっています。

一方で、古いモデルでは、襟の写真で見られるような
縦方向のステッチ構造が、そのまま前立て部分にも採用されている個体が存在します。

CWU-45/Pの前立て部分は、
このように年代によって縫製仕様に違いが見られるポイントです。

古いモデルでは、
襟裏のステッチと同じ方向の”縦方向のステッチ”が前立てに入る仕様が確認でき、
表側から見ても、前立て内部の構造がうっすらと分かるのが特徴です。

一方、比較的新しいモデルでは、
前立て部分がより簡略化された構造へと変更され、
縫製の見え方もすっきりとした印象になります。

この前立ての縫い方は一見すると気づきにくい部分ですが、
上級者になると、ここを見るだけでおおよその年代を判断するとも言われています。

細かな違いではありますが、
こうした縫製仕様の変化からも、CWU-45/Pが長期間にわたって改良され続けてきた装備であることが分かります。

腕周り

肩ポケット

CWU-45/Pの左袖には、ジッパー付きの肩ポケットが備わっています。
サイズ感としては、写真の通りAirPodsケースが収まる程度

また、ポケット横の縫製部分にはペンを差し込めるスペースもあり、
簡単な筆記具を携行できるようになっています。

小ぶりながら、現場での使い勝手をしっかり考えた、
CWU-45/Pらしい実用的なディテールです。

リブ

腕部分

裾部分

袖口と裾には、伸縮性のあるリブが採用されています。
体にしっかりフィットし、風の侵入を防ぐための仕様です。

装飾性はなく、
CWU-45/Pらしい機能最優先のディテールとなっています。

内側のディテール

CWU-45/Pの内側は、
余計な装飾を省いたシンプルな構造になっています。

中綿入りで保温性を確保しつつ、
動きを妨げないよう、柔らかく体になじむ作りです。

実用性を最優先した、
軍用フライトジャケットらしい内装と言えるでしょう。

内側の雰囲気は、どこかライナーのようでかわいらしい印象もあります。
無骨な外見とのギャップも、CWU-45/Pの魅力のひとつですね。



着画

身長162cmでLサイズを着用しています。
CWU-45/Pはもともとボリュームのあるジャケットなので、
裾をそのまま出すと全体的に大きく見えてしまう印象があります。

最近は短丈のアウターが主流ということもあり、
今回はバランスを取るために裾を折って着用しています。

私自身、このCWU-45/Pは「ガンガン着る服」というより、
所有欲を満たす一着として購入しました。
そのため、普段の着用頻度はあまり高くありません。

もし実際に着ることを前提に選ぶなら、より軽くて扱いやすいCWU-36/Pの方が合っていると感じます。

なお、CWU-36/Pについては次回の記事で詳しく解説する予定です。

サイズ感

CWU-45/Pは、
フライトジャケットとしてやや大きめに設計されています。
本来は中にフライトスーツや装備を着用する前提のため、
普段着として着る場合は1サイズ〜2サイズ下を選ぶのがおすすめです。

サイズ

身長の目安 (cm)

Small

165 170

Medium

170 175

Large

175 180

X-Large

180

CWU-45/Pは丈感が比較的短めで、
身幅と肩周りにしっかりとしたゆとりがあるシルエットが特徴です。

さらに、中綿入りのため見た目以上にボリューム感が出やすく
表記サイズ通りに選ぶと、想像以上に大きく感じることも少なくありません。

そのため、

  • すっきり着たい方 → 2サイズ下

  • 中に厚手のスウェットやニットを着たい方 → 1サイズ下

といった選び方がおすすめです。

あくまで表は目安ですので、
最終的には自分の好みのシルエットを基準に選んでみてくださいね。

ただし、年代物のミリタリーウェアは個体差が非常に大きいため、購入の際は必ず、

  • 着丈

  • 肩幅

  • 身幅

を、今お持ちのジャケットと実寸で比較することを強くおすすめします。

相場

現在、「CWU-45/P フライトジャケット」の相場は3万円~4万円程度。
お店でデットストックで購入するなら4万円前後、メルカリなどの個人売買では3万円以下で購入できることもありますが、状態や取引の安心感が気になるところですよね。

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終わりに

CWU-45/Pは、フライトジャケットとして必要な機能性をしっかり備えつつ、日常でも無理なく着られるバランスの取れた一着です。

無骨さと軽快さが同居したデザインは、ミリタリーウェアの中でも特に完成度が高いと感じます。

気になった方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

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